英会話を楽しむために必須のスキルとは?
記事タイトルの通り英会話を楽しむために必須のスキルがあります。英語力は当然必要ですが、英語力がなくてもこのスキルがあると様々な場面で役に立つことが多いでしょう。
そのスキルとは「会話力」
何語で話そうと、このスキルの有る無しによって会話の弾み方は変わってきますね。自然に身についている方もおられますし、なかなか人と話すのが苦手という方もおられるでしょう。しかし英会話のみならず日本語でも「会話」を楽しむには一体何に気をつけると良いのでしょうか?
他者と共有する時間を楽しむ
会話ですから、当然他者との関わりの時間ですね。家族であっても他人であっても同じです。この時間をどう楽しむか。
その瞬間の自分の気分によって相手に対する反応が変わったりすることは人間ですから当然あるとは思いますが、不機嫌な状態、嫌なことがあったりした日にはそのことが頭から離れずに、何かが引っ掛かったまま人と話さなければならない事もあるかと思います。
ですが、その負の状態のままで人と接した場合、相手の自分に対する印象はどのように映るでしょうか?
マイナスのオーラは人を遠ざける
時々、電車に乗って移動する際に見かける「非常に不機嫌だ」と周りが気付くほど不機嫌な方。近寄り難く触れば即激怒といった雰囲気を醸し出してる。そんな状態の人と会話なんて楽しめる訳はありませんし、そんな方には当然近寄ろうなんて発想は持ちませんね。
ですから会話を楽しむ際には、出来る限りそんなマイナスの感情は心のどこかにしまって、とりあえずその瞬間の会話を楽しむように心がける必要があります。
How are you?という挨拶はあまり使いませんが、似たような感じでWhat's up?, How's going?と挨拶しますが、丁寧に言うと「ご機嫌いかが?」のこの返事に負のエネルギー全開で「今日こんな腹立つことがあってねー」なんて返すのは良い返事ではないと思います。
思いやりを持つ
基本的には「相手の事を思いやる」という気持ちが大切ではないかと思います。そうする事によって自分も大切にしてもらえる。ポジティブに考える必要がありますね。「大切にしたって自分が大切にされる保証は無い」という感覚はネガティブですね。この感じで「相手の嫌がることは言わない」が基本だと思います。
ネガティブな発想で人の話を聞く際に、同じ話であっても全くリアクションが違うと感じる代表的なパターンがあります。
妬む気持ちや羨む気持ちの裏返し
例えば、旅行に行ってきたなんて話を相手がしている際に、ネガティブな思想だとそれが自慢話のように聞こえるでしょう。そう捉える人の返事は「いいねお金があって」なんて嫌味な感じで答える人を見たことがあります。
しかし、ポジティブに捉えると「何かおいしい物食べてきた?」「今回の旅行で一番面白かったところはどこ?」なんて返事に自然となるのではないかと思います。
私自身が基本的に楽観的というか基本的にずっとポジティブなので、ネガティブなイメージで物事を捉えることが難しいのですが、私は「行ったことが無い場所の情報が得られる」としか考えないので、自然にそうなる感じです。
相手の経験や知識を聞き出す
機密情報だと具合が悪いですが、特に外国人と話をする際には「あなたの国の良いところはどこですか?」「あなたの故郷はどんなところですか?」なんて相手のバックグラウンドについて色々聞くのも良いと思います。逆に外国で日本についてそんな感じで色々と聞いてもらえると「日本に興味を持ってくれているんだなぁ」とやっぱり嬉しいと思います。
相手が言いたくなさそうな感じでも質問し続けるのはアウトだと思いますので、その空気を読む事も大切ですね。
楽しい時間を過ごすには
これをやれば大丈夫!なんて特効薬は無いと思います。しかし、楽しむにはそれなりの努力といいますか、ちょっと考えて行動する事も必要になってくると思います。
否定より肯定
自分の意見をねじ曲げてまで相手に合わせる必要はありませんが、他人に否定され続けるより肯定される方が心地いいのは誰しも同じだと思います。
時には聞く事に徹する
相手の意見に一言言いたい場合もあるかと思いますが、とりあえず相手の言葉を中断せずに「最後まで聞いてみよう」という気持ちも大切だと思います。自分が我慢してばかりだとストレスが溜まる可能性もありますが、相手が機嫌よく話してくれていたら、自ずとその場の空気は楽しい空気になるというパターンが多い気がします。ですから楽しい空気を作るためのちょっとした努力とまでは言えないですが工夫が必要な場合もありますね。
理解出来なかったことは後回しにしない
これは大切だと思います。何を言っているのかわからないまま、わかったふりをしてその場を流してしまい、後で「これについてはどう思う?」とその事に関して聞いてしまうと「さっき話したのに、ちゃんと聞いてなかったの?」となりますから「今のところ分からなかったからもう一回説明してくれる?」とその場で解決するように心がけましょう。
さいごに
人とのコミュニケーションを楽しむには、時には自分を抑える必要もあります。ずっと我慢していなければ会話が出来ない相手だとしたら、単純に言えば「馬が合わない」という感じでしょう。そういう相手とは長く話さないようにすれば良いだけで、すべての人がそうではありませんね。
英語力を上げたいという気持ちを持って行う「英語を使った会話」ですから、少々面白くなくとも続けていれば知らない単語やフレーズも出てくることでしょう。て事は自分にとってはプラスの材料が多いとも言えますね。
まぁ、とにかくただのお喋りですが、されどお喋りです。難しく考えるとどんどん難しくなっていくかも知れませんが、基本は「楽しむため」ですから、あまり力まずに考えるようにしたいですね。