【英会話】独学で英語を習得するための目標の定めかた

2019年8月5日

何か新しいことを始めようと決めた途端ただがむしゃらに出来る事から始めてみるのも一つの手段だと思いますが、ある程度の目標を設定して進める方が意外と効率が良いというケースも多いかと思います。

今回は出来るだけ効率よく達成感を味わいながら自分が設定した目標地点まで到達するためにはどうすれば良いのか、記事のタイトルの通り目標設定に関する内容について説明したいと思います。

最初の頃の最終目標は「ぼんやり見える」くらいで設定

私の場合はいきなり最終目標が確定しまして、その目標とは

「バーでたまたま隣に座った外国人と冗談を言いながら笑って話せるレベルまで出来るようになる」

でしたから結構はっきりと見えているものがありました。

その目標を定めて学習を始めましたが途中に達成感や実感があまりなく、目標に向かって黙々と努力し続ける時間が連続するという辛い時間がかなり多かったと記憶しています。

ですが、なんとなく出来るようになりたいというのではなく、自分がどこまでやりたいのか。

これがぼんやりと見えている感じで目標を定める事も大切です。

恐らくその設定した目標は将来変化します。

何故なら、実力がついてくると設定した目標が思ったより低いと感じるようになるでしょうし、思ったより簡単だったと感じたり、続ける事が楽しくなってきたりと、最初に感じた感覚は随分と変化すると思います。

知識や技術なんて意外とそんなもんで、出来る人から見ると簡単な事でも出来ない人に言わせると「なんでそんな事が出来るの?」と不思議に見えたりするもんですね。

まぁ言うなら逆上がりみたいなもんでしょうか。

だから最終目標、最終着地点を決めるために悩んでいるのであれば「どうせ変化するものだから」と楽に考えてしまった方が良いです。

実際、英語が話せない段階ではその目標を達成するにはどれくらいのスキルが必要なのか、こんなことはいくら考えても答えは出ません。
だからといって英語が話せる人に、自分の目標を達成するにはどれくらいの努力が必要なのか聞いたとて、それは人それぞれ違う訳ですから、聞かれた方もイメージしにくいですし、その答えは自分には当てはまらない確率の方が高いです。

「近すぎず、遠すぎない小さな目標」を立てる

人によっては大きな目標に向かって進んでいく方が合う人もいるでしょうが、一般的には「やっぱ自分には無理かも」とその目標がネガティヴなイメージに変わってしまう危険性の方が高いです。

出来ないと初めから思っている。これはイメージとしては良くなくて、

「自分には出来るんだ、こうなるんだ」という意志を常に持っている方が良いです。

そのような自信を確立する1番の近道とは何か。

手っ取り早いのは「達成感の積み重ね」です。

要は自分の中の成功体験の数を増やすんですね。

今週末までにここまでは出来るようになろう
この3日間で新しい単語20個覚えよう
5日間でこの本の6ページ分は完全に覚えて使えるフレーズを持とう

こんな感じで設定します。

小さな目標を立てるのですが、これが余りに楽に達成できるものでは、積み上げた実感がそう強くはなりませんので、出来れば「これくらいは行けるかな?」よりほんの少しだけ高く目標設定をします。

ここが小分けに達成感を味わい続けるためのコツであり、また「これ自分には無理かも」と思った時に

「あれだけやってきたんだから自分なら出来る、大丈夫!」

とブレない自信を築くためにとても大切なことです。

パターンが分かると次第に苦労は減る

英語の仕組みは、英語がまだ使えない時に考える程難しいものではありません。

「言葉の並び」がしっかり理解できれば、あとはどの単語をその場所の当てはめたらどんな文になるのかが分かるようになります。この辺の話は以前の記事で紹介した文法書が非常にわかりやすいです。

文章を作るには単語力が当然必要になってきますので、それなりに積み重ねた語彙力が必要ですが、記憶している単語量が増え、センテンスの形がわかって、そこに単語を当てはめていけるようになれば文を作るのに苦労しなくなります。

形ばかりを気にしていると、ネイティブとの会話の際に遅れが出る可能性があるので、最終的にはそれらが「自分の言葉」として使えるようになるまで反復する必要がありますが、スラスラとそれが出来ない時点ではそこは気にせず、自然に使えるようになるまで繰り返し言いたいこと、センテンスを自分で作り続けましょう。

最後に

最終的な目標はぼんやりと。とお伝えしました。

頭の中でこんな具体的なイメージを描いて下さい。

その目標を達成した自分が楽しそうに外国人と(映画俳優でもモデルでもなんでも良い)会話を交わしている。

談笑している姿を想像してこうなりたい、こうなるんだ、必ずこうなれるんだ

そんなぼんやりとしたイメージを持つ。

続けてさえいれば、このイメージはだんだんとはっきりした絵に変わってくるでしょう。

続ける事が出来れば必ず達成出来ますので、慌てず焦らず、とにかく自分を信じてのんびり続けていきましょう!