【無料英語学習アプリ】スタディサプリ英単語がTOEICに効果抜群!
スマホアプリ「スタディサプリ英単語」。この手のアプリとしては珍しく、完全無料で全ての機能が使える上、内容がなかなか濃く、このアプリに出てくる単語を全て暗記すればTOEICでもかなりの高得点が期待出来るのではないかと思います。
やりだすと、人にもよるとは思いますが、結構がっちりハマってしまいます。
私はTOEICレベルをやると正答率が8〜9割でしたので、なんか腹が立ったというか、やはり基本からきっちり、知ってるつもりが無いようにやってやろうと思い、結局全コース制覇してしまいました。
完全に全て100%正解(100%覚えているという意味ではありません)でゲームを終わらせるにはかなりの時間が必要ですが、通勤電車などの移動時間に少しずつでも積み重ねて行くと、気が付いた時には相当な単語力がついていることは間違いありませんから、気になる方はぜひトライしてください。
ではゲームの詳細は以下
学習目的に合わせて3コース選択可能
このアプリの良いところは、目標、学習目的に合わせて3つのレベルが選択出来ます。
勉強のために本を買ったりアプリを選ぶ際、高校受験なら高校受験用参考書やアプリ、大学受験なら大学受験用参考書やアプリといった感じで選ぶと思いますが、このアプリ一つでレベルが変更可能ですからとても便利です。
中学英単語・高校受験
まずはここからですね。ここは完璧!と思う方でも一度やってみることをお勧めします。後述しますが単語数もそう多くありませんし、まずこの基礎的なところがしっかり出来ているかいないかで英語力、英会話力に差が出ますよ。
日本語で答えるレベルの反射速度で回答出来るようにしないとダメですね。このレベルの単語で「えーっと」と考えてしまう事があるとスムーズに英会話を楽しむことは難しいです。
大学受験
これを終わらせる、コンプリートするのが一番大変でした。結局後回しにしてしまい、最後に終わったのがこれでした。私はTOEICから始めて途中で中学もやり始めて平行してやりながら、両方終わった後に高校受験を始めました。あまり耳に馴染みのない、会話に登場することが少ない受験英語というのでしょうか。それが多く、単語数もここが一番多いのでなかなか大変でした。
TOEIC
このアプリを見つけたきっかけがTOEICの試験のための学習素材でしたので、最初はここから始めました。
同時に有名単語本「金フレ」も読んでいたのですが、このレベル分けが金フレに似ているんです!出てくる単語、かなり被ってるなーといった印象です。
ですから、アプリに飽きたら金フレ、金フレに飽きたらアプリと交互にやっていました。
まぁ後述の「チャレンジモード」で遊んでいると、負けず嫌いの私はもう悔しすぎて。なかなか飽きないのですが。
チャレンジモードで高得点を取るためには
詳細は後述しますが、通常の勉強「トレーニング」でしっかりとレベル(英語のレベルでなくゲームの自分のレベル)を上げておくとスコアの中のレベルボーナスに差が出る仕組みになっています。
トレーニングモード、出題形式は4タイプ
形式は高校、大学、TOEICの全てのレベルで共通しています。
通常の学習はトレーニングモードで行われます。
標準トレーニング
これが基礎の基礎って感じで、音声と日本語で出題される4択問題。まずはここから始めます。セクション別に分れており各セクションは基本100問、その中から10問ずつ出題されますので、全てのセクションで満点が出るまで頑張りましょう。
リスニング
ここは前述の「標準トレーニング」から日本語を抜いた出題で、要は音声のみを聞いて回答します。聞き取りに自信のない方にはぴったりの出題形式です。長い単語だと聞き逃さないのですが、短い単語は注意して聞いておかないと、最初聞きもらすと分からなくなります。その時は出題の画面をタップすれば再度聞くことが出来ますので慌てなくても良いです。
スピーキング
これは英単語が表示され、マイクに向かって表示された単語を、マイクボタンをタップした後に発音する発音診断のような出題形式ですが、なかなか診断が厳しく、やってると腹が立ってくるので私は途中でやめましたw
発音、結構自信あるんですけどね。ここでのスコアはボロボロで満点なんて夢のまた夢ですw
ライティング
表示された日本語に該当する英単語をキーボードで入力するモードです。
とにかくこれが一番面倒ですが、記憶定着に一番効くのはこのライティングです。
標準トレーニングとリスニングを全て終わらせた後に、最後のおさらいでライティングコースをスタートすることをお勧めします。思ったよりスペルがきちんと頭に入っていないことに気がつく他、全ての出題を2周した後、さらに1周、復習の機会を増やすことにもなりますので、記憶定着率をかなり上げることができますよ。
出題単語数は?
すでに述べましたが、設定画面で「中学英単語・高校受験」「大学受験」「TOEIC」の3つのレベルを選択出来ます。
3つのコースの合計単語数は、何と7320語です。
各コース毎の感想は
高校受験
高校受験 はじめの780語
高校受験 基礎固め600語
高校受験 発展500語
高校受験 難関対策400語
計2280語
中学の頃は英語の点数が15点とか30点とかばかりだったので、正直あんまり覚えていないのですが、中学の3年間で学ぶ単語全て網羅しているのではないかと思います。
別記事にも書きますが、社会人になってから英語を勉強しだした際、中1と中2のハイトップ(参考書というのですかね?)を丸暗記するほど何度もやったので、多分合ってると思います。
ですが、このレベル、簡単すぎるところがあるというか、「ひとつ」の答えが"α"だったり(a pen, a ballなどのa)するところが、後述しますが時間との勝負でタップして遊ぶ「チャレンジモード」をプレイしている際、一瞬頭が真っ白になってしまう瞬間が私にはよくありますw
しかし、このブログのサブタイトルにも書いてある通り、これだけの単語を100%、反射的な回答であったとしても絶対に間違えないくらいの単語力があれば、英会話は十分に可能です。
ただ、流石に会話の際、文法を完全に無視してても大丈夫なんて訳にはいかないので、同じ中学レベルの文法はほぼ完璧にする必要があるとは思います。
大学受験
大学受験 必須 800語
大学受験 最重要 800語
大学受験 重要 700語
大学受験 難関 660語
大学受験 最難関 500語
計3460語
このコースはかなり効きます。私はレベルが上がれば上がるほど「ここまで単語を知らないか」と思うほど間違いが増えていきました。
受験用単語と思ってあまり気にもしていませんでしたが、海外のTVドラマなどを見ていると、このコースで覚えた単語で、これは普段使わないだろうと思ってた単語が普通に出てきたりするので、やはり母国語でない言葉を覚える際に勝手に「これは要らないな」なんて振り分けるのは根本的に間違ってる考えなんだろうなと実感しました。
総数3460語。なかなか終わりが見えない数字ですね。
ですが、暇つぶしでもなんでも良いので、とにかく3巡、4巡と回数を重ねて「この単語どっかで見たことある」レベルでも構わない、毎日少しずつで構わないので、とにかく触れ続けるようにしてください。そうすれば必ず全く意識しない場所や瞬間に「あれ、この意味だったな」とか自然に出てくる瞬間が必ず訪れます!
意識して思い出そうとしても出てこない単語、関係ない瞬間に「あ!」と思ったとしたら、それは自分が引き出せないだけで脳の中にはちゃんと入っています。
この蓄積量を増やして行くと、ある日、突然に何かが弾けるというか、蜘蛛の巣が一気に広がるようにバババババァーーーっ!と単語単語が頭の中で繋がる驚きの瞬間が訪れますよ。
TOEIC対策
TOEIC600対策 800語
TOEIC730対策 540語
TOEIC860対策 240語
計1580語
このコースの単語は、TOEIC対策というだけあって、TOEICの頻出単語が主に出題されます。スコア別対策も、他のTOEIC単語帳などと比較してかなり似通ったレベルで振り分けられているので、それらの本を買う前に、このアプリで出てくる単語を完璧にしておけば良いのでは?と思います。
その後、本屋でそういった本をパラパラとめくると「今の自分にこの本、買う必要ある?」となるような気がします。それくらいレベル高いと思います。
書評で書こうと思っていますが、上記リンクに書きましたが、一番売れているとあちこちで書かれている、とあるTOEIC単語本と単語レベルが非常に似ています。その他のTOEIC本も似たような感じで割り振られているような気がするので、最初にそのレベル別に振り分け作業をした人が一番凄いんじゃないかなんて思いました。
チャレンジモード
ちらっと前述しましたが、これもなかなかハマります。私の反射神経に問題があるのか、なかなか良いスコアが出ません。
ほぼ全てのモードがこのような画面です。著作権上問題があると考え、キャプチャ画像は削除しました。
このチャレンジモードは、解答の4択上部にメーターがあり、回答に時間が掛かったり、間違った回答をすると一気にガクッと減ります。連続正答を続けると、画面右上のFeverメーターが上昇して満タンになると、下のタイマーのメーターが少し回復します。
キャプチャ画面無しで説明するのはほぼ不可能ですねw
ゲームオーバーになると、獲得スコアや正答率、間違えた単語を確認できます。
そこで毎週の全国ランキングが表示されるのですが、トップ10くらいのスコアを見ると、これ嘘なんじゃないかと思うほどのスコアですよ。中学レベルの全国トップが900万点とかだったのを見た事ありますが、あんなの絶対に出ない、不可能ですw
その結果確認欄に「レベルボーナス」という欄があります。これはプレイヤーレベルに一定の数値を掛け合わせたボーナススコアが加算されているようで、プレイヤーレベルが低いと同じ回答数でも結果に差が出るように作られていることに気づきました。
ですから、チャレンジモードで少しでも高いスコアが出したいと思ったら、通常のトレーニングを繰り返しやることによってプレイヤーレベルを上げることもハイスコアを狙うなら必須です。
ちなみに現在の私のプレイヤーレベルはLv.331ですw
中学英単語・高校受験と大学受験を全て終わらせた時点でレベル200くらいは超えてたと記憶しています。
苦手克服道場
トレーニングモード、チャレンジモード共に、間違った回答をした単語は苦手単語として登録され「苦手克服道場」で復習可能です。
時間制限のあるチャレンジモードで遊んでて「あ!押し間違い!」と思うものもしっかり誤回答として蓄積しますので、少々面倒ですw
この苦手克服道場で正解しても、苦手単語リストから自動的に外れてくれないので「この単語はもう覚えた」と思ったとしても苦手単語リストからその単語を外すのは手作業になります。これが少々面倒なところですね。
この苦手克服道場の利点は、とにかく繰り返すことによって「うろ覚えのものは確実にまた間違う」ということに気づきます。
まぁこれも繰り返せば良いだけの話で、間違いが多いから悪いわけでもなんでもありませんので、気にせず遊び感覚で続けてください。続ければいつか確実に結果が出ます。
ハマる人にはかなりハマると思いますし、遊びながら英単語が勉強出来るのは良いですよね!
楽しみながら続けましょう!