ペットの柵はゲージ?ケージ?正しくはケージです。

2020年12月6日

ケージの中の子犬

Youtubeを見ていると、とっても可愛いペット動画がどんどんアップされているようで、おすすめ動画の無限リンクが止まらない感じですが、動画の中で使われる言葉。ペットのために確保するスペースを区切る「オリ」の呼び方が2通り使われているのが非常に気になります。

ケージとは英語でカゴやオリのこと

ペットを囲う柵のことを呼ぶのですから、これは「けーじ」が正しいですね。

Youtubeを見ていると、これを「げーじ」と呼んでいる方が一定数おられるようで、見ていてそれが非常に気になります。

Googleで”Dog cage”で検索して、出た結果をみるとよくわかります。

さらにちゃんと調べたい時には、英語版Wikiが役に立ちますよ。

会話でゲージと言っても通じない

この間違いを英会話のなかでやってしまうと、ネイティブの方で「多分Cageのことを言ってるんだな」と聞き変えが出来る方は、ほぼいないと言って間違いないでしょう。

ゲージとは一般的に計る道具のこと

私にとってカタカナでゲージと発音するもので、英語の単語が想像出来るのは”Gauge”という単語のみです。

日本語でつかう計るものの名前で私が知る「なんとかゲージ」は

  • タイヤゲージ
  • プラスチゲージ
  • シックネスゲージ
  • ワイヤーゲージ

といった単語が思い付きます。ほとんど工業関連の測定する道具の名前ですね。

鉄道模型のNゲージ

調べてみると鉄道模型で有名なNゲージのゲージの意味もそうでした。

Nゲージとは

Nゲージ(エヌゲージ)とは、レールの間隔(軌間)が9mm縮尺1/148 - 1/160の鉄道模型規格の総称である。小形模型のうち、諸外国ではHOゲージ が主流だが、日本ではNゲージがもっとも普及している鉄道模型である。9mmゲージとも呼ばれ、アメリカなどではNスケールとも呼ばれる。 レールの幅が9mmであることから、英語の9(Nine)の頭文字をとってNゲージと呼ばれる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/N%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%B8

やはり「ゲージ」というのは計ることや寸法のことだというのがわかりますね。

和製英語とも違う

これはただ単に、誰かが勘違いして使われだしたものだと思いますので、和製英語とは言えないでしょう。

単純に似た発音の単語を間違って使っているだけだと思います。

ですから余計に英語話者は勘違いを起こします。犬を入れるケージを

Dog Gauge!

と言ってるのを聞くと、どう勘違いするでしょうか?

犬の計り?

犬の体長を測る道具?

これはほんとにわからないと思います。

おわりに

この間違い、ペットオーナーだったらちょっと恥ずかしいですよね。

どっちか気になる!と調べてここにたどり着いた方、すぐに直しましょう!

まぁ、一度覚えると二度と間違えないタイプ、ただの勘違いですからすぐに修正できますね!

和製英語

Posted by Micky